1章 HOUSE Zの発心

1.病気のない家
「家が病気をつくる」といわれてから久しいものがあります。
この間、シックハウス病を検証するさまざまな団体やグループが立ち上がり、健康志向の住宅への啓蒙活動が活発になりました。
私共も「健康住宅問題研究会」を発足させ、世の中にこの問題を提起すべく、いくたびかの講習会を開催して参りました。
そして、現在でも住宅建築の最大のテーマとして健康住宅に関する研鑽を続けております。

健康住宅への私共の主張は、住宅を健康的にするのは、そこに使われている材料のみではなく、そこに住んでいる方の「住まい方」も重要な要因の一つととらえていることです。
いわゆる自然換気、自然採光を提唱しております。

そして、アトピー病、アレルギー、ぜんそく、花粉症などの原因を建築素材の面からつきつめますと、それを除去する方法は住宅の無機質化であることにたどりついたのです。
「病気のない家」とは病気を発症させる原因を徹底的に究明し、排除することなのです。

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